病院カウンセラー

病院カウンセラーといっても、
総合病院で働いているカウンセラーもいますし、
個人のクリニックで働いているカウンセラーもいます。

 

そして、病院カウンセラーが働く診療科は、
「小児科」、「精神科」、「心療内科」が多いようです。

 

医師がいる「病院」という場で、カウンセラーが必要とされるのは、
医師だけでは診る事ができない患者さんの内面を診る必要があるからです。

 

病は気から・・・という言葉がありますが、
精神が病気に影響することは少なくありません。

 

逆に病気が精神に影響を及ぼしてしまうこともあります。

 

医師とは違い、カウンセラーは、
何を基盤に患者さんの健康を援助するかというところが大切です。

 

医師は医学を基盤に患者さんの身体の健康を援助するという役割があります。

 

患者さんは、医師とカウンセラーの両者の援助によって、
心身ともに健康になっていきます。

 

小児科のカウンセラー

 

小児科では、子どもの心身の発達に着目して
診断を下すことが必要です。

 

子どもに一連の遊びを通し、
日常生活への適応を促進させる遊戯療法をしたり、
子どもの親にカウンセリングを行うこともあります。

 

心療内科のカウンセラー

 

心療内科では、身体に現れた症状に対して、
心理的な側面からのアプローチを行います。

 

そのための自律訓練法、
バイオフィードバック法などを行うことがあります。

 

・自律訓練法とは

 

自律訓練法とは、意識的に副交感神経の働きを高めるというもので、
自律神経のリズムを整えるものです。

 

・バイオフィードバッグ法とは

 

バイオフィードバッグ法とは、
症状に関係する特定の自律神経の調節能力を身につけ、
症状の軽減を図ろうとする行動療法の一つです。
以前は、脳卒中などのリハビリテーションなどで用いられていましたが、
最近はうつ病や不安傷害等の精神疾患でも用いられる療法の一つになっています。

 

精神科のカウンセラー

 

精神科のカウンセラーは、医師と連携しながら、
クライエントに対して心理面接や心理テストをおこないます。

 

病院カウンセラーになるには

 

病院カウンセラーになるためには、
臨床心理学の盛んな大学に入ることが良いのではないでしょうか。

 

病院のカウンセラーは、大学の心理学科を卒業しても
すぐにカウンセラーになることはできません。

 

病院カウンセラーは、一般の就職のように
病院などから求人広告が出ていることはなく、
病院側に新卒者をカウンセラーとして採用し、
一人前のカウンセラーとして育てるという環境もありません。
それよりも、即戦力となるカウンセラーを求めています。

 

ですから、病院カウンセラーを目指すのであれば、
臨床心理学の盛んな大学に入り、
基本的な知識を学び、
卒業生から研修先や、空いているポストを紹介してもらうのがよいでしょう。

 

また、臨床心理以外の学部に籍を置いていて、
それでも病院カウンセラーになりたいと思うのであれば、
他の大学の先生のところに勉強に行ったり、
研究会に熱心に参加するなどして、
自分の道は自分で開くことが必要です。

 

病院カウンセラーになるためには、
いつも自分自身のアンテナを外に向け、
必要な情報をキャッチするなど
大学に任せきりにするのではく、
自分の道は自分で拓いていくことがとても大切なのです。